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積み技・ランク上昇の基礎

最終更新日: 2026-07-07

つるぎのまいを積まれて、そこから全部持っていかれた…」——対戦をしていると、積み技(つみわざ)で試合が一気に傾く場面によく出会います。 1ターンを使って自分の能力を底上げする積み技は、決まれば攻撃も素早さも別物に。 逆に、相手に積まれると手がつけられなくなります。

カギになるのが「能力ランク」というしくみです。攻撃・防御・特攻・特防・素早さは、 戦闘中に-6〜+6の段階で上下し、その段階に応じて倍率がかかります。 この記事では、ランクの倍率、代表的な積み技、積むリスクと使いどころ、そして相手の積みを止める方法までを順番に見ていきます。

💡この記事でわかること

能力ランク(±6段階の倍率)のしくみ/主な積み技とその効果/ 積むとどれだけ強くなるか交代でリセットされるリスクと起点の作り方/相手の積みを止める・無視する対策——ひととおり分かります。

能力ランクってなに?

能力ランクは、戦闘中だけ効く「能力の上げ下げ段階」のこと。 攻撃・防御・特攻・特防・素早さのそれぞれが、-6から+6まで動きます (命中・回避も別ルールで上下します)。「つるぎのまい」で攻撃+2のように、積み技を使うと自分の能力段階が上がります。

  • 1+1ごとに倍率が上がる。+1で1.5倍、+2で2倍…と、段階が上がるほど加速度的に強くなります。
  • 2ランクは戦闘中だけ。そのポケモンが場にいる間の効果で、交代するとリセット(元に戻る)されます。
  • 3「素の能力値(実数値)」にかけ算で乗ります。だから元の数値が高いほど、積んだときの伸びも大きい。

ランクの倍率(早見表)

攻撃・防御・特攻・特防・素早さのランク倍率はこのとおり。 上げれば火力や耐久が跳ね上がり、下げられると一気にしぼみます。

能力アップ(積み技)
+6段階×4.0
+5段階×3.5
+4段階×3.0
+3段階×2.5
+2段階×2.0
+1段階×1.5
能力ダウン(相手に下げられる)
-1段階×0.67
-2段階×0.50
-3段階×0.40
-4段階×0.33
-5段階×0.29
-6段階×0.25

📘ダメージ・素早さに直結する

この倍率は、ダメージ計算の「攻撃側の数値」や「防御側の数値」にそのまま乗ります。 攻撃+2なら火力はおよそ2倍。素早さ+1なら、それまで抜かれていた相手を抜き返せることも。ダメ計や素早さ勝負の“前提”を書き換えるのが積み技の強さです。

※ 倍率などの細かい数値は作品によって変わることがあります。ここは“傾向”として押さえてください。

主な積み技

積み技はたくさんありますが、まずは定番のものを押さえればOK。「何を上げるか」でタイプ分けして見ていきましょう。

つるぎのまい攻撃 +2代表:ガブリアス

物理アタッカーの大定番。1回で火力2倍。素早い物理エースと相性抜群。ドリュウズやメガクチートも使います。

りゅうのまい攻撃 +1・素早さ +1代表:メガリザードンX・カイリュー

火力と素早さを同時強化。抜き性能が上がるので、1匹で試合を決める“抜きエース”向き。

わるだくみ特攻 +2代表:サーフゴー・マフォクシー

特殊版のつるぎのまい。特殊アタッカーの火力を一気に2倍へ。メガゲンガーやサザンドラも。

めいそう特攻 +1・特防 +1代表:メガチルタリス・ニンフィア・フラエッテ

火力と特殊耐久を同時に。特殊を受けながら積める“要塞化”の定番。

ちょうのまい特攻 +1・特防 +1・素早さ +1代表:ウルガモス・ビビヨン

火力・特殊耐久・素早さを3つ同時に上げる超強力な積み技。1回でも積めば手がつけられなくなることも。

てっぺき防御 +2代表:アーマーガア

防御を一気に強化。防御からダメージを出す「ボディプレス」と好相性で、硬さと火力を両立できます。ブリジュラスも使い手。

からをやぶる攻撃・特攻・素早さ +2/防御・特防 -1代表:メガカメックス

ハイリスク大リターン。決まれば1匹で全抜きも狙えますが、防御が下がって打たれ弱くなり、積む隙も大きい。

はらだいこ攻撃 +6(HP半分を消費)代表:カビゴン・マリルリ

一発で攻撃を最大(+6=4倍)まで上げるロマン砲。ただしHPを半分使うので、隙をカバーできる状況で使います。

積み技のリスクと使いどころ

積み技は強力ですが、「1ターン攻撃せずに使う」=そのぶん隙ができるのが弱点。 リスクを理解して、安全に積める場面で使うのがコツです。

⚠️交代するとリセット

積んだランクは引っ込めると消えます。「積んだら簡単には引けない」=読まれると危険。積む前に“居座れる状況か”を確認。

⚠️積む1ターンの隙

積んでいる間は攻撃していません。その隙に大ダメージや状態異常をもらうと、一気に不利に。

💡“起点”を作ってから積む

相手が動けない・打ち合いに強い状況を作ってから積むのが安全。状態異常(まひ・やけど等)や「まもる」「おいかぜ」で流れを作るのが定番です。

📘1段階でも十分なことが多い

+2以上を狙わなくても、りゅうのまい1回(+1)で「耐えて+抜いて一撃」の形が完成することも。 欲張らず、勝ち筋に必要なぶんだけ積むのがコツ。

相手の積みを止める・無視する

相手に積まれても、止める手段はたくさんあります。「積ませない」「消す」「無視する」の3方向で覚えましょう。

ちょうはつ(積ませない)

相手は3ターン、変化技が使えなくなります。積み技を封じる先手の一手。

くろいきり(消す)

場のすべてのランク変化をリセット。相手が積みまくっても一掃できます(自分のも消える点に注意)。

ほえる/ドラゴンテール(流す)

相手を強制的に交代させ、積んだランクごと引っ込めさせます。

てんねん(無視・特性)

特性「てんねん」は、相手の能力ランク上昇を無視して受けます。積みエースの天敵。

急所(守りを無視)

急所相手の防御・特防アップを無視。てっぺき等で固めた相手も貫けます。

クリアスモッグ(戻す)

当てた相手のランク変化を元に戻します。積んだ相手をリセットしつつ攻撃できる。

まとめ & よくある質問

Qどのポケモンでも積み技を持たせるべき?

Aいいえ。積む隙をカバーできる耐久や素早さがあるポケモン向きです。打たれ弱いと、積む前に倒されがち。まずは“抜きエース”役に1匹、が分かりやすいです。

Qランクが上がっても、素の数値が低いと弱い?

A倍率は実数値にかけ算なので、元が低いと伸びも控えめ。とはいえ+2で2倍は大きいので、耐久型が「めいそう」で火力を持つ、といった使い方も有効です。

Q積んだあと交代したら、また積み直し?

Aはい。交代でランクはリセットされます。だから「積んだら引かない」前提で、居座れる状況を作ってから積むのが基本です。

💡まとめ:積み技の要点

・ランクは-6〜+6。+1=1.5倍、+2=2倍…と加速度的に強くなる。・倍率はダメージ・素早さに直結。交代でリセットされる。起点を作ってから積むのが安全。相手の積みはちょうはつ・くろいきり・てんねん・急所で対処。

読んだら、あとは反復あるのみ。

クイズで手を動かすと、感覚として定着します。

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